バングラデシュのCMT(裁断・縫製・仕上げ)縫製委託
生地と副資材はお客様が支給します。当社がそれを受け取って確認し、CMT価格で裁断、縫製、仕上げ、梱包を管理します。
最終更新日
お問い合わせフォーム、その他のページ、当社からの返信は英語です。
要点
CMTとはcut, make and trim(裁断・縫製・仕上げ)の略で、お客様が生地と副資材を購入して納め、工場が縫製加工だけの価格で裁断、縫製、仕上げ、梱包を行う方式です。自社の生地メーカーや指定の生地プログラムを持つブランドに向いています。安く見えるのは、衣料品で最も大きなコストである生地が価格に含まれていないからにすぎません。CMB Sourcing Ltd.へのCMTの注文は1スタイル・1色あたり500点からで、カテゴリーによってはそれ以上です。
英語ページの日本語訳で、データと数値は英語版と同じです。内容に相違がある場合は英語版が優先します。 英語版からAIの支援を受けて翻訳し、原文と章ごとに照合しています。
計算例:ベーシックTシャツ1,000枚のために支給する生地
Rajibらによる2023年の原価研究は、バングラデシュの衣料品工場4社のコストシートに基づいています。それによると、160GSMの綿シングルジャージーで、ネックに綿・エラスタンのリブを使ったベーシックなTシャツは、1ダースあたり身頃生地3.14kgとリブ0.15kgを使いました(ロス分を含む)。このスタイルのTシャツ1,000枚なら身頃生地約262kgとリブ12.5kgで、CMTではその両方をお客様が購入して工場に納めます。実際の数量は貴社のパターンとサイズ展開のマーカーから決まり、購入前に書面で確認すべきものです。
同じコストシートから、CMT価格が小さな数字になる理由がわかります。生地はそのTシャツの価格の42.6%で、糸、ラベル、下げ札、ポリ袋、カートンなどの副資材と付属品・梱包資材がさらに12.3%を占め、CMTではいずれもお客様が支給します。CMT価格の基になる縫製加工費は15.2%でした。CMTの見積もりをフルパッケージの見積もりと比べる前に、資材を工場まで運ぶ運賃と輸入の取り扱い費用を加えてください。この注文では次のとおりです。
- お客様が納入するもの:身頃生地とリブ(マーカーから確認した数量と余裕分で)と、生地メーカーの試験報告書
- お客様が納入するもの:糸、ラベル、下げ札、ポリ袋、カートン(見積もりで含まれると明記された副資材を除く)
- CMT価格に含まれるもの:生地の受け入れ、承認済みの生地見本との照合試験、その後の裁断、縫製、仕上げ、梱包
- CMT価格に含まれるもの:インライン検品、AQL最終検品、輸出書類
対象
自社の生地プログラムや指定の生地メーカーを持ち、信頼できる縫製能力を必要とするブランド。
含まれないもの
- 生地と副資材の費用(お客様の負担です)
- 支給資材の遅れや不良による遅延
含まれるもの
- 支給生地を裁断前に承認済みの生地見本と照合して試験
- マーカー作成と裁断
- 縫製、仕上げ、プレス
- インライン検品と最終検品
- ご指示どおりの梱包
- 支給生地の保税輸入の取り扱い
提携工場から。
AIで生成した画像ではなく、実際の写真と動画です。当社が生産を発注し、注文を検品しているナラヤンガンジの提携工場です。


価格の内訳。
当社が見積もる価格に含まれるものと、その価格を維持するためにご用意いただくもの。見積もりには貿易条件を明記するので、同じ条件で比較できます。
価格に含まれるものと別途見積もりのもの
- 裁断・縫製・仕上げの工賃:サンプルと工程表に基づき1点あたりで見積もり
- 工場の間接費と、当社による注文・サンプル・検品の管理
- お送りいただく生地と副資材の受け入れ、検査、保管
- 輸出書類と、FOBでの港での引き渡し
- 生地、副資材、その運賃と関税は含みません(お客様が購入して納入します)
ご用意いただくもの
- 裁断ロスと不良品を見込んだ十分な余裕を含めて工場に納入する生地と副資材
- 収縮、色合い、目付に関する生地メーカーの試験報告書
- 完全なテックパックと、基準となる承認済みサンプル
- 資材の現実的な納期(生産はそれを軸に組まれます)
- 生地が検査に不合格だった場合の費用負担についての書面での取り決め
つまずきやすい点と防ぎ方。
このモデルでよくある弱点と、費用が発生する前にそれぞれを見つける確認方法。
| リスク | 防止策・対処法 |
|---|---|
| 生地が遅れて、確保したラインが止まる | 生地の確定納期を伝え、遅れがあれば早めに知らせてください。ラインを失うのではなく、組み直すことができます。 |
| 到着後に生地が検査に不合格になる | 量産生地は裁断前に承認済みの生地見本と照合して試験します。到着時の4点法検反とシェードバンディング(色合い分け)も求めれば、不良反を裁断前に見つけられます。 |
| 余裕分が少なすぎて資材が不足する | 生地を購入する前にマーカーから算出した用尺を求め、余裕分を書面で確認してください。 |
このモデルが合うのは
- 指定の生地メーカー、またはすでに購入している生地プログラムがある
- 小売取引先やライセンサーが特定の生地調達先を求めている
- 生地のコストと在庫を自社で管理したく、そのための人員もいる
- 実証済みのスタイルをフルパッケージからCMTに移してコストを詰めたい
合わないのは
- バングラデシュに生地を輸入したことがない場合。関税、運賃、タイミングはお客様が管理することになります
- 衣料品全体に責任を負う1社を求める場合。これはフルパッケージです
- 生地が試験報告書なしで届く場合。裁断後に見つかった不良はお客様の負担になるからです
進め方。
各段階で承認をいただくので、量産開始前に何を受け取るかが正確にわかります。
テックパックと資材リストを共有する
CMT価格と資材の用尺を受け取る
生地と副資材を工場に送る
サンプル承認と量産
検品と出荷
求めるべき書類(この順に)
モデルの価値は、それを裏付ける書類で決まります。最初の原価計算から出荷まで、このモデルの注文で求めるべき書類です。信頼だけに頼るものは何もありません。
- どの工程と副資材が含まれるかを正確に示した1点あたりのCMT価格
- 生産日と連動した生地・副資材の納入スケジュールと、1点あたりの用尺
- 裁断前の、お客様の仕様に照らした生地の受入・検査報告書
- 生産前に、住所、監査、認証とともに通知される工場名
- インライン品質検査と、その後のAQL最終検品報告書
- インボイス、パッキングリスト、船荷証券または航空運送状、原産地証明
他のモデルとの比較。
見積もられる価格は、選ぶモデルによって変わります。モデルごとに価格に含まれる作業とリスクが異なるため、同じ衣料品でもモデルによって費用が違います。
| モデル | お客様が用意するもの | 価格に含まれるもの | リスクの所在 |
|---|---|---|---|
| CMT(工賃加工) (このページ) | 生地、副資材、多くの場合はパターン | 裁断、縫製、仕上げ、梱包 | 生地の品質、不足、輸入の遅れはお客様 |
| フルパッケージ(FOB) | テックパックまたはサンプル | 生地、副資材、生産、検品、輸出書類。サンプルは別途見積もり | 資材のリスクはサプライヤー、港からの運賃はお客様 |
| プライベートブランド | 貴社のラベル、デザインデータ、色の選択 | お客様が選んだ生地での実証済みの定番パターン。ラベル、下げ札、パッケージは別項目で見積もり | 資材のリスクはサプライヤー。フィットは開始前に実証済み |
| OEM / ODM | 完全な仕様(OEM)またはブリーフ(ODM) | 仕様どおりの生産、または開発と生産 | 分担:当社が開発し、お客様が承認し、提携工場が生産 |
| オリジナル | 貴社のデザイン:スケッチ、参考品、テックパック | パターン、グレーディング、生地と副資材の開発、シールドサンプルまでのサンプル、生産、検品、輸出書類 | サンプル確定後の資材のリスクはサプライヤー。開発はスタイルごとに見積もり |
| 少量生産 | テックパックまたは参考品。在庫生地が望ましい | 当社の提携工場での150点からの裁断・縫製。価格は別 | 生産は提携先が担い、当社が管理・検品 |
| サンプル作成 | スケッチ、テックパック、参考品 | パターン、グレーディング、各サンプル段階。スタイルごとに見積もり | シールドサンプルを承認するまで、何も量産に進みません |
よくある質問。
CMTの注文には何を送ればいいですか?
CMTの注文では、資材はお客様が支給し、縫製は当社が管理します。寸法と仕様の詳細を記したテックパック、承認済みサンプルまたは封印した参考品、そして生地と副資材をすべて数量とともに記載した資材明細(BOM)を送ってください。出荷前に、マーカーから算出したサイズ別の生地用尺を求めれば、裁断ロスと収縮試験のための少しの余裕を含めて、どれだけ送ればよいかがわかります。資材にはパッキングリストと、お持ちであればサプライヤーの試験報告書を添えてください。工場に到着したら、裁断前に生地を承認済みの生地見本と照合して試験します。副資材もリストと照合するよう求めれば、不足や不良が裁断開始前に判明します。輸出生産のための輸入資材は通常、保税の仕組みで入るため、書類は輸出注文と一致していなければなりません。何かを送る前に書類について合意してください。
支給した生地に不良があった場合、誰の責任ですか?
生地の品質はお客様と生地メーカーの責任ですが、目標は問題が衣料品に及ぶ前に見つけることです。量産生地は裁断前に承認済みの生地見本と照合して試験し、到着時にすべての反を4点法で検査するよう求めることもできます。4点法は、穴、スラブ、色ムラなど目に見える欠点を点数化するもので、収縮と色はお客様の基準に照らして試験します。生地が不合格なら裁断を止め、欠点の記録と試験結果を、選択肢とともにお送りします。反の交換、スタイルが許す場合は欠点を避けての裁断、または収縮に合わせたパターン調整です。疑わしい生地は、お客様の書面の承認なしには裁断しません。生地を裁断・縫製した後の縫製不良を誰が直すかは、注文書に書いておくべきです。注文開始前にこれらの責任を書面で合意しておけば後の争いを避けられ、それはCMTの注文が順調に進むか難航するかを分ける主な理由の1つです。
CMTはフルパッケージ生産より安いですか?
CMT価格は工賃、工場の間接費、当社の管理だけをカバーするので安く見えますが、総コストが必ずしも安いとは限りません。CMTでは、生地と副資材の代金、それをバングラデシュに運ぶ運賃と輸入の取り扱い費用、生産の何週間も前から資材に寝かせる運転資金を別に負担します。支給品の不足、納入の遅れ、不良のリスクも負います。CMTが理にかなうのは通常、すでに生地を有利な価格で買っている場合、専門の生地メーカーを使っている場合、同じ生地を複数の工場や国で使っている場合です。初回注文、少なめの数量、調達チームのないブランドでは、資材と縫製に1社が責任を負うフルパッケージのほうが有利なことが多くあります。最も公平な比較は完成品1点あたりの輸入原価で、両方の方式で喜んでお見積もりします。
アパレル生産でいうCMTとは何ですか?
CMTはcut, make and trim(裁断・縫製・仕上げ)の略です。お客様が生地と副資材を支給し、工場が、資材ではなく縫製加工をカバーする1点あたりの価格で、衣料品の裁断、縫製、仕上げ、梱包を行います。これに対し、フルパッケージ生産ではサプライヤーが生地と副資材も購入します。当社を通じたCMTの注文では、バングラデシュの提携工場が資材を受け取り、裁断前に量産生地を承認済みの生地見本と照合して試験し、マーカーを作り、ご指示どおりに裁断、縫製、仕上げ、プレス、梱包を行い、インライン検品と最終検品を実施します。CMT価格には、その工賃、工場の間接費、当社の注文管理、FOBでの港での輸出引き渡しが含まれます。生地と副資材そのもの、そのバングラデシュまでの運賃と関税は含まれず、お客様の負担です。そのタイミングもお客様のリスクで、生地が遅れれば出荷日が動きます。自社の生地プログラムや指定の生地メーカーを持つブランドに向いています。
バングラデシュに送った生地を受け取ってもらえますか?知っておくべきことは?
はい。輸出生産のためにバングラデシュに輸入する生地は、衣料品として再び国外に出る資材に関税がかからないよう、通常は保税の仕組みで持ち込まれます。工場の保税ライセンスと書類は一致している必要があり、通関にはインボイス、パッキングリスト、生地の組成申告書が必要です。当社は工場と通関代理人と受け入れを調整し、出荷前に書類に記載すべき内容をお知らせします。輸送と通関の期間を生産スケジュールに組み込み、試験報告書を生地と一緒に送ってください。裁断後に収縮や染色堅ろう度で不合格になった反は、誰にも取り戻せない損失だからです。現地の生地メーカーが同じ仕様で生地を作れる場合はお知らせします。輸入の手順がまるごと不要になるからです。
自社で生地を支給すれば、CMTの最低発注数量は下がりますか?
いいえ。自社で生地を支給しても、CMTの注文の最低発注数量は下がりません。その最低数量は染色工場ではなく縫製ラインから来るものだからです。量産前サンプルとスタイルに合わせたラインの立ち上げは数量にかかわらず同じ費用がかかるため、CMB Sourcing Ltd.を通じたCMTの注文は1スタイル・1色あたり500点から始まり、これはTシャツとパーカーの最低数量でもあります。いくつかのカテゴリーはそれより多く、デニムジーンズ、ジャケット、布帛シャツ、ワークウェア、ユニフォームは2,000点、下着は5,000点、靴下は5,000足です。その他のカテゴリーは、正確な最低数量を見積もりで確定します。生地メーカーの最低数量はこれとは別の数字で、染色工場で生地ごと・色ごとに決まり、それを満たすのはお客様です。注文に必要な量より多くの生地ができる場合は、残りをどうするかを書面で合意してください。衣料品の最低数量も色ごとに数えます。1つのスタイルで3色なら、最低数量は3つ分です。
CMT価格はどう計算され、バングラデシュでのCMTの費用はいくらですか?
CMT価格は生地ではなく縫製時間から計算します。衣料品1点を作るのに必要な標準時間(分)に工場の作業1分あたりのコストを掛け、ラインの効率で割ったものです。これはFair Wearの原価計算ガイダンスにある縫製加工費の計算式で、生地よりも工程表が重要な理由です。バングラデシュの4工場のコストシートに関する2023年の研究では、縫製加工費は、縫製工程が12のベーシックなTシャツで1ダース6.00米ドル、16工程のポロシャツで9.00米ドル、40工程を超える布帛シャツで21.00米ドル、布帛のパンツで26.00米ドルでした。これらはフルパッケージ価格の内訳にある2023年の工場の数値で、当社のCMTの見積もりではありません。当社の見積もりには、資材の受け入れと確認、検品、注文管理、輸出書類も含まれます。当社はCMT価格を公開しておらず、サンプルと工程表に基づいて1点あたりで見積もります。
CMTの注文の後、余った生地や副資材はどうなりますか?
CMTの注文で余った生地と副資材はお客様のものです。CMTでは工場は縫製に対して支払いを受け、バイヤーが調達して所有する生地で作業するからです。それをどう扱えるかは税関の規制で制限されます。輸出用衣料品のためにバングラデシュに輸入される生地は、通常、工場の保税倉庫ライセンスのもとで無税で入ります。数量は使用申告(Utilisation Declaration)で管理され、毎年監査を受けます。バングラデシュ税関は、輸出されなかった物品には関税と税金が課されるとしています。そのため、工場が余った生地を国内で売ることは簡単にはできません。出荷前に書面で取り決めてください。残りを次の注文のために保管するのか、どのくらいの期間、誰の費用で保管するのか、それ以外に工場の保税制度で何が認められるのか。出荷後には、受け入れ、裁断、不合格、残りの生地を示す照合表を求めてください。余ったブランド入りのラベルとパッケージは、ご要望に応じて返却または廃棄します。
CMTの注文には、自社のパターンを支給する必要がありますか?
いいえ、CMTの注文にパターンは必須ではありませんが、多くのCMTのバイヤーは支給しています。支給が必要なのは、生地、副資材、完全なテックパック、基準となる承認済みサンプルです。グレーディング済みのパターンがあればテックパックと一緒に送ってください。提携工場はそれを基に、貴社の生地とサイズ比率に合わせた裁断マーカーを作ります。パターンがなければ、工場のサンプル室がパターンを作って全サイズにグレーディングし、開発としてスタイルごとに見積もります。パターンは貴社のものです。どちらの場合もマーカーが先です。1点あたりの生地用尺がそこから出るので、生地を買う前にその数値を書面で確認すべきです。その後、貴社の量産生地で量産前サンプルを作り、生産開始前にご承認いただきます。最初のメッセージで、パターン、サンプル、テックパックのみのどれをお持ちかをお知らせください。
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CMB Sourcing Ltd.はナラヤンガンジ(ダッカ)のバイイングハウス(buying house)です。テックパック、スケッチ、または気に入った衣料品の写真をお送りください。1営業日以内に、質問または最初の原価計算でお返事します。